ピアノを練習するということ

こんにちは🎶

ゴールデンウィークはみなさんいかが過ごされましたか?おじいちゃん、おばあちゃんのお家へ行ったよ!ディズニーランドに行ったよ!など、楽しそうな思い出話を生徒さんからたくさん聞かせてもらいました。
エネルギーチャージ完了ですね。これから暑い夏に向けて頑張っていきましょう!

さて、今日はピアノの練習について書いていきたいと思います。
ピアノのレッスンは基本的に週に一回です。そしてレッスンでは新しいことをお勉強します。お家で全くピアノを練習しなければ、当然忘れてしまいます。プールはお家で練習は出来ませんが、ピアノはお家での練習がどうしても必須になってきます。

私は、よく生徒さんにこう質問します。

レッスンの前日に一回だけ30分練習するのと、レッスンまでに6日間毎日5分練習するのと、どちらが早く上手になると思う?

答えは、6日間毎日5分練習する。
ポイントは“毎日“ 練習することです。

ピアノは好きだけど毎日の練習は嫌い…
私もそうでしたので、すごーく分かります!
練習が好きな人なんて、ほとんどいないと思います。ですが、練習を頑張って、弾きたい曲が弾けるようになった時の喜びと達成感を知ったとき、嫌な練習も頑張れるようになるのです。

自主的に練習できるようになる為には、
練習を習慣化させてしまうことです。

例えば…
⭐︎お母さんが晩御飯を作り終わったあと、食べ始める前の10分間はお母さんに見てもらいながらピアノを練習する
⭐︎遊びに行く前にはピアノの練習をする
などなど。

練習する時間はお子さんに決めさせて、約束事とします。時には、どうしても弾きたくないなという日もあるかもしれません。そういう時は、ピアノの鍵盤と蓋を拭いてあげてお掃除させてください。
そうすることで、ピアノから離れず、毎日触れるようになります。

私自身が、自主的に練習できるようになったのは3.4年生くらいからだったと思います。
それまでは隙を見ては練習をさぼろうとしていましたし、母から口を酸っぱくして練習したの?と言われていました。笑
母は音楽をしていた訳ではないですが、
練習しないなら辞めなさい、と
そこは厳しく言い続けてくれた事に感謝しています。

ピアノを習うということは、ピアノを弾くという技術だけではなく、忍耐と継続する力を養うことが出来ます。これを音楽的自立と呼びますが、一つのことをやり遂げる力は、音楽だけでなく、勉強においても社会に出てからも、必要となると思います。

日々ご自宅で、ピアノの練習のサポートをしてくださる保護者のみなさま、本当にありがとうございます。
音楽的自立ができるよう、私もより良いピアノレッスンをすべく日々試行錯誤していきます。

今月も、楽しくピアノを弾いていきましょうね🎵

懐かしのウィーン音大レッスン室。ここに朝8時から夜22時までこもって練習していました。一部屋にピアノ3台おいてあります!(手前は練習用ピアノ、奥の2台はレッスン時の生徒用ピアノと教授用ピアノ)
懐かしのウィーン音大レッスン室。ここに朝8時から夜22時までこもって練習していました。一部屋にピアノ3台おいてあります!(手前は練習用ピアノ、奥の2台はレッスン時の生徒用ピアノと教授用ピアノ)